陳黙(チェン・モー)は、愛する妻のために銭家へ入った。だが、そこで待っていたのは三年間の屈辱だった。母の日も、誕生日も、彼は「役立たず」と笑われ続けた。そんな彼の前に、一人の老女が現れる。ぼろ布をまとい、街のゴミを拾う姿——だが、その目はどこか違った。彼女は、陳黙の実の祖母・向南枝(シアン・ナンジー)。南方地域で千億の富を築いた遠洋グループの創始者だった。孫の結婚相手を見極めるため、彼女は自ら乞食に身をやつし、銭家の宴に潜り込んだ。だが、返ってきたのは罵声と暴力。陳黙は銀の錠で祖母を認め、彼女の手を取って家を出た。その夜、妻は彼を無一文で追い出す。だが、知る由もない——すべては、祖母が仕組んだ始まりだった。
向南枝は陳黙を華中分区の社長に据える。彼は一週間で十三億を稼ぎ、百億の契約を結ぶ。銭麗麗(チエン・リーリー)と葉海鋒(イエ・ハイフォン)は転落し、会社を襲撃しては逆にスキャンダルを晒される。やがて祖母が名を明かす時、葉家父子はアフ大陸へ、陳黙は謝清雪と新たな人生へ。捨てられた婿は、いつの間にか誰よりも高い場所に立っていた。だが、祖母が孫に隠している最後の真実は、まだ語られていない