若き教授・姜明(ジアン・ミン)は、月に十万を稼ぐ。だが、彼の妻・蘇婉月(スー・ワンユエ)は、五歳の娘を連れて市場で捨てられた野菜を拾っていた。なぜ、そんなことに——。答えは、給与カードを握る母・劉桂蘭(リウ・グイラン)にあった。息子の稼ぎはすべて実の弟・姜浩(ジアン・ハオ)に注ぎ込まれ、家も車も高級時計も買い与えられた。だが、嫁に渡される生活費は、月にたった百五十。その事実を知った瞬間、姜明の中で、何かが完全に壊れた。
彼は給与カードを変え、母と弟と縁を切る。劉桂蘭は家に押しかけ、学校や幼稚園まで荒らし回る。だが、その混乱の中で、蘇婉月の本当の身分が明かされる。彼女は、この街の名家・蘇家の令嬢だった。家を捨て、名を隠し、三年間、彼と貧しい暮らしを選んでいたのだ。さらに、姜明自身の出生の秘密も浮かび上がる。彼は、劉桂蘭が三十年前に抱えてきた、養子だった——。